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人工透析の合併症

日本透析医学会が調査した「わが国の慢性透析療法の現況」によると、透析を受けている方の死因の1位は「心不全」。2位が「感染症」、3位が「脳血管系疾患」となっています。この3つの疾患は順位がときどき入れ替わってはいるものの、近年の死亡原因としては不動となっています。

つまり、人工透析の方は腎不全が進行して亡くなっているのではなく、合併症によって命を落としていることが分かります。人工透析を長く続けていくためには、これらの合併症について詳しく知り、日頃からの予防意識を高めることが重要です。

脳血管系疾患

脳出血をはじめとする出血性脳血管疾患、脳血栓・脳梗塞といった虚血性脳血管疾患は、生命をおびやかすだけでなく後遺症が残ることもあるため注意が必要な疾患です。どんな方が脳血管系疾患を起こしやすいのか、どのような心がけで防ぐことができるのか、脳血管系疾患についての情報をまとめました。

人工透析と脳血管系疾患の
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心血管系疾患

人工透析の方は尿の量が少ないため、老廃物や水分が体に溜まって心臓に負担がかかりやすくなっています。そのため、心不全・虚血性心疾患といった心血管系疾患を起こしやすくなっているのです。命にかかわるケースが非常に多くなっているため、原因と予防法をしっかり知っておきましょう。

人工透析と心血管系疾患の
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感染症

人工透析患者の死因で2位となっている感染症。人工透析を受けている方は食事制限などがあるため体力・免疫が落ちやすく、定期的に血管へ針を刺すため細菌感染のリスクが高くなっているのです。ここでは、人工透析の方がかかりやすい感染症や、その予防法についてまとめています。

人工透析と感染症の
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透析不均衡症候群

透析不均衡症候群とは、透析中や終了後に頭痛・吐き気・脱力感といった症状が見られるもの。人工透析を始めてすぐの方に多いですが、基本的には何度か透析を繰り返すことで症状も治まっていきます。ここでは透析不均衡症候群の原因や、症状を抑えるための取り組みについてまとめています。

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透析アミロイド症

透析アミロイド症とは、血液透析で除去しにくいベータ2ミクログロブリンという物質が引き起こす症状。関節の痛みや手足のしびれといった症状が見られますが、どのような仕組みでこの症状が起こるのでしょうか。予防法とともに確認しておいてください。

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■参考元
日本メジフィジックス株式会社
https://www.nmp.co.jp/public/dialysis/important/index.html

かゆみ

多くの人工透析患者さんを悩ませている皮膚のかゆみ。特に乾燥しやすい冬場には起きやすく人工透析の患者さんの多くに見られる合併症の1つです。ここでは、人工透析の合併症によるかゆみについて、その原因と日常生活でできるかゆみ対策をご紹介します。

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高カリウム血症

細胞の浸透圧を維持し、水分を一定に保つなど重要な役割を担う「カリウム」。人工透析を行っている方はこのカリウムの摂取には注意しなければならない事もあります。ここでは、人工透析の合併症における高カリウム血症の概要や原因、症状、腎臓疾患との関連についてご紹介します。

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二次性副甲状腺機能障害

人工透析の合併症として発症しやすい「二次性副甲状腺機能障害」。慢性腎不全などによりリンが腎臓から排出されなくなると高リン血症に陥るため、その症状が現れます。ここでは、二次性副甲状腺機能障害の症状と予防と治療について解説しています。

二次性副甲状腺機能障害

低血圧・高血圧

人工透析では、体内の余分な水分や老廃物を人工的に除去するため、必然的に透析中の血圧変動は生じてしまいます。透析中に生じる低血圧は、除水による循環血液量減少や血管収縮能低下、心機能障害などが主な原因です。また、長年人工透析を続けている方は、徐々に低血圧に移行する場合もあります。

低血圧・高血圧

腎性貧血

一般的な鉄欠乏性貧血とは異なり、腎機能低下により引き起こされる貧血を腎性貧血といいます。ここでは、腎性貧血の原因から予防法までを詳しく解説していきます。

腎性貧血

シャントトラブル

透析患者さんにとって、シャントは透析を行っていく上で大切なものです。シャントの状態が悪くなってしまうと、透析の質も悪くなってしまいます。今後の透析ライフを快適に、質の良いものにするためにも、適切なシャント管理が重要です。

しかし、シャントのトラブルを完全に防ぐことは非常に困難。そのため、早期発見・早期治療が大切であり、患者さん自身での観察が大切となります。

シャントトラブル

下肢閉塞性動脈硬化症

近年、透析患者さんの高齢化が進んでいます。また糖尿病も患っている方は特に足の病変である、下肢閉塞性動脈硬化症を発症するケースが多いです。下肢閉塞性動脈硬化症は重症化すると、足の切断を余儀なくされるケースもあります。しかし、下肢閉塞性動脈硬化症は早期発見・早期治療で、症状の進行を抑えることが可能です。大事な足を守り、長く自分の足で歩いていけるよう、予防を心掛けていきましょう。

下肢閉塞性動脈硬化症

特集

人工透析と共に
酵素を取り入れる

腎臓への負担をできるだけ軽くするためには、体内の老廃物を減らすことが重要。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄といった生命活動に必要不可欠なもの。体内の酵素を増やすことが腎臓を助けることにつながると考えられるのです。