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30代の体験談

ここでは人工透析と仕事を両立している30代の方の体験談をご紹介しています。

週3回の透析を「リラックスタイム」と定義/Iさん・会社員

一回7時間の透析を週に3回ほど受けています。30代の時にふとしたきっかけで血液検査を受けて人工透析が必要だって言われたんです。当時は4時間の透析を週に3回なんて非現実的だなって思っていました。仕事もそうですし、医療費だって無料じゃないんだし。それでも当時の先生に説得されて透析を始めました。

治療との両立は難しく、レストランや民宿経営は諦めました。その後、一段落したので仕事を探そうと思っても、なかなか見つかりませんでしたね。とにかく面接で聞かれるのはこれまでのキャリアではなく透析のことばかり。でもそんな時、知り合いの紹介で地元の観光協会で働くことができました。

出張も多かったんですけど、いろいろとデータベースを作ったことで、旅行先でも透析治療が行えるようになりました。そして、最近では透析の時間を無駄なものにするのではなく、楽しい時間にしたいなと考えるようになったんです。

リラックスタイムというか、DVDはもちろんですが、スマートフォンでも動画を見れる時代です。横になって何もしないよりは、透析の時間を「リラックスタイム」「体を休める時間」として定義し、有意義な時間にしています。自分自身が透析治療を行って思ったのは、透析治療にも本当に様々な種類があるし、病院によってコンセプトも違うので、まずは自分で興味を持って治療に対してのアンテナを広げ、どのような治療を行っているのかなどを調べて自分に合う透析治療を見つけることが大切なんじゃないのかなと思います。

■参考元:~笑顔でいきいき~透析新ライフ
https://www.kissei.co.jp/dialysis/interview/01.html

おしごとうせき編集部より

透析治療で仕事を辞めた経験もある一方で、透析治療を前向きに捉える点はさすがです。透析治療を「長時間拘束されて負担のある治療」ではなく「長時間自分だけの時間として過ごせる貴重な時間」と考えることも大切かもしれません。

高校生の頃から腎臓が悪かった/Kさん・会社員

高校生の頃、急に親指の付け根が痛くなったので病院で診断してもらったら骨には異常が無かったんです。でも、血液検査を行ったら尿酸値が高く、子供の通風だと診断されたんですね。その時、将来透析が必要になるかもしれないといわれたんです。そして実際に30代になって透析を始めることになりました。ただ、それまで「いずれ透析を行う」という覚悟がありましたので、急に目の前が真っ暗になるってことはありませんでした。

大学卒業後に会社を設立して、ちょうど軌道に乗るかなって頃に透析治療を始めることになったことの方がいろいろと考えさせられました。社運を賭けていたといっても良いほどのものだったんです。でも、結局そこで透析治療を行うことになったので、プロジェクトは断念。でも、むしろ透析治療を行うことで自分自身、立ち止まることができたと考えるようにしています。

それまで自分で言うのもなんですけどがむしゃらに生きてきました。いずれ透析が必要になるかもしれないと言われていたこともあって、とにかくそれまでに…という気持ちがあったんですけど、実際に透析治療が必要なシチュエーションになると、立ち止まることができたんですよね。それまでの「いずれ透析になるから」とタイムリミットを意識した人生から、実際に透析治療が必要になったことで、本当に自分が何をやりたいのかも浮かんでくるようになりました。

■参考元:~笑顔でいきいき~透析新ライフ
https://www.kissei.co.jp/dialysis/interview/04.html

おしごとうせき編集部より

透析になることで、むしろ落ち着くことができたというパターンですね。予めて透析治療が必要になると言われていたからこそなので、早い段階で医師と相談することも大切です。

透析がむしろきっかけになった/Oさん

30代から透析治療を行っています。幸いにも職場が透析治療に理解してくれていますので、1日4時間取られるとはいえ、そこまで大きな負担だとは思っていません。むしろ治療した後は帰宅して寝るだけなので、負担ってほどではないですね。腎臓が悪いと指摘された時にはさすがに落ち込みましたけど、治療を始めたことでむしろ自分が摂取しちゃいけないものがあることも分かりました。

例えばカリウムは気を付けなければならないんですけど、じゃあどういった野菜が良いのかや、調理方法など改めて食事を気にするようになったんですよね。それに子供がいることもあって、自分のためだけではなく、子供のためにも前向きに頑張ろうって思いました。特に娘が成人するまでは元気でいたいって気持ちがありますので、それが将来の夢ですね。治療と子育てを両立して、娘の成人を見守り隊と思います。

■参考元:~笑顔でいきいき~透析新ライフ
https://www.kissei.co.jp/dialysis/interview/09.html

おしごとうせき編集部より

職場の理解があると透析治療の負担が軽減されることを表しています。もちろんご自身の人柄もあるでしょう。娘さんが成人されるまでは頑張るとのことですが、それ以降もいつまでも健康的な生活を過ごせるよう、頑張ってもらいたいですね。

透析を受けながら出産した30代の方の人工透析の体験談

バスガイドの仕事をしているときに、腎臓病が見つかりました。休憩時間が不規則なバスガイドの仕事の影響が出てしまったのです。就職して3年ほどが過ぎた後の、病気の発覚でしたので、仕事を続けたいという気持ちもありましたが、地元である長崎に戻り闘病生活を過ごします。

透析をしながら、自給自足の生活が充実感ある生き方だと感じるようになりました。透析を行いながら、妊娠し出産するのは難しいという意見もありました。しかし病院の先生方のサポートもあり、無事に出産することができました。自給自足の生活を行う、「しまキャンプ」を行っており、在宅透析とのバランスが取れています。

透析生活になってしまうと、何もかもあきらめてしまうかもしれません。しかし自分の場合には妊娠や出産もあきらめなかったので、実現させることができました。元気と希望をあきらめないということをお勧めしたいと思います。

■参考元:うみ
https://www.chojurin.jp/umi/gallery/36/gallery2.php

おしごとうせき編集部より

難しい職場環境から、腎臓に影響が出てしまったようです。闘病生活をする中で、自給自足の生活の魅力に引き付けられたようです。腎臓に問題があっても、あきらめないという気持ちが自分の夢を実現させる助けになったようです。病気になると気持ちも落ち込みがちですが、希望をあきらめないことは大切ですね。

透析から腎臓移植をした30代の方の人工透析の体験談

25歳の時に高熱を出して、診断が二転三転した後に、慢性の腎臓病と診断されました。30歳時から透析生活をスタートさせます。透析を始める前は、1年ほど入退院を繰り返していました。

具合も悪く、いつでも寝ている状態だったのです。そこで30歳になる時に腎不全なので透析をすることを勧められ、血液透析をスタートさせました。週に2回で3時間半の透析を行っていました。少しは腎機能が残っていたので、少な目の透析でもよかったのです。

透析生活は、約3年間続きますが、主人が送迎してくれるなど、周りのサポートも受けながら、闘病生活を続けます。その後、膠原病でも腎移植ができることを知り、母親から腎臓を提供してもらい移植を行います。太血液型不適合での2例目の移植手術だったのですが、移植から26年後でも透析生活に戻ることなく生活できています。透析期間は、主人もサポートしてくれたので、不安も少なく闘病することができました。周りの助けもあって、良い闘病生活をすることができた例となっていると思っています。

■参考元:腎臓病なんでもサイト
https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_81/

おしごとうせき編集部より

周りの良いサポートがあったので、透析生活も送ることができたようです。熱を出した際に、腎臓が悪いことが判明したようですね。最終的には、腎臓移植を行い、その後26年という間も問題なく生活できているようです。透析生活には、家族などのサポートがあると良いですね。

退院した日から仕事をしている30代の方の人工透析の体験談

身体が異様におかしくて病院で診察したところ、クレアチニンが21という数値で入院しました。高血圧で元々体調はそれほどよくありませんでした。しかし筋肉質で動けていたので、気にしていなかったんです。最終的には、食事も水も取れなくなり、睡眠すらできないようになり、緊急透析しました。

治療をするにつれて、腹膜透析があることを知り、仕事とのバランスがとりやすい透析をすることにします。仕事中心の生活をしているので、1日4回透析液の交換をする形で、生活スタイルに合わせています。透析を行うようになってから仕事に復帰できると知って嬉しくて、退院した日から仕事をしていたほどです。 一日に自分が食べる量はタッパーに入れておき、味見をしたものは出してしまうなど、食事療法を取り入れながら仕事を行っています。自分が食べるものは、野菜のおひたしと肉や魚をゆでたものにしていて、食材の味を楽しむようにしているので、舌も繊細になりました。

食べる量はもっと多くても良いのですが、将来血液透析になった時のために、今から食事を厳しくしています。料理人としても、ナチュラルな味付けのものを提供するようになりました。将来的には、透析をしている方も安心して来られるレストランにしていきたいと思っています。目的のある仕事ができているのは、積極的に闘病するのに役立っています。

■参考元:腎臓病なんでもサイト
https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_67/

おしごとうせき編集部より

透析を行いながらでも、社会復帰できた良い例となっています。食事療法と腹膜透析を組み合わせながら、充実した生活を行っていることが分かります。自分の目標があるのは、回復に良い影響を与えますね。身体の不調を感じたなら、検査してみることも早期発見に大切です。

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腎臓への負担をできるだけ軽くするためには、体内の老廃物を減らすことが重要。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄といった生命活動に必要不可欠なもの。体内の酵素を増やすことが腎臓を助けることにつながると考えられるのです。