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カリウムを控える

人工透析を受けている方がカリウムの摂取を控える理由と、カリウムの摂取量を抑える食事療法のコツなどをまとめました。

透析治療中にカリウムを控えるべき理由

人工透析を受けている方は尿量が少なく、カリウムが排泄されにくいという特徴があります。つまりカリウムを摂りすぎると、血液中のカリウム値が高くなりすぎてしまうのです。

人工透析の方のカリウム摂取限度は1,500mg以下です。この限度を超えると全身倦怠感・不整脈・手足のしびれといった症状が現れ、最悪の場合心停止になるケースもあります。定期的に検査をして血中カリウム値をチェックするとともに、カリウムを多く含む食品をできるだけ控えるといった努力が必要です。

カリウムをカットするためのコツ、考え方

カリウムはほぼすべての食品に含まれていますが、とくに含有量が多いのは小松菜・モロヘイヤ・パセリ・カリフラワーといった野菜類、ジャガイモ・さつまいも・山芋などのイモ類、バナナ・メロン・アボカド・キウイフルーツなどの果物類。果汁100%のジュースやドライフルーツにもカリウムが凝縮されており、少量であっても大量のカリウムを摂取することになってしまいます。これらの食材は、できるだけ摂取を控えるようにしましょう。

魚や肉にもカリウムが多く含まれていますが、切り身一切れ程度であれば問題はありません。飲み物では、玉露や抹茶はカリウム量が多くなっています。お茶を飲むなら、カリウムの少ない玄米茶や麦茶を選ぶようにしましょう。

ちなみにカリウムは水に溶けやすいという性質があるため、食材を茹でこぼしたり、細かく切って水にさらすことでも含有量を減らすことができます。茹でこぼすときは、食材の10倍くらいのたっぷりの水を使うのがポイント。水にさらす場合は、30分ほど放置しておくと効果的です。

必要な成分を効率よく取り入れよう

人工透析になると、腎臓への負担を軽くするためにさまざまな成分を控える必要が出てきます。負担となる成分を抑えつつ必要な成分をしっかり取らなくてはならないため、食事療法はなかなか難しくなっています。

そこで、必要な成分として積極的に取り入れたいもののひとつが酵素です。酵素には消化や代謝を助けるという働きがあり、十分に摂取することで内臓機能の負担を軽減する効果が期待できます。

特集

人工透析と共に
酵素を取り入れる

腎臓への負担をできるだけ軽くするためには、体内の老廃物を減らすことが重要。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄といった生命活動に必要不可欠なもの。体内の酵素を増やすことが腎臓を助けることにつながると考えられるのです。