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糖質を控える

人工透析の原因の40%以上が糖尿病からのもの。糖尿病を進行させないためには、糖質の摂取制限が必要です。上手な糖質コントロールの仕方や、人工透析との関係性についてまとめてみました。

糖質を控えるべき理由

糖質の制限をする必要があるのは、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症の場合です。糖尿病性腎症の病期分類は第1期~5期まであり、1期から血糖コントロールは必要となります。

ではなぜ、糖尿病になると腎症が起こりやすくなるのでしょうか。まず糖尿病による高血糖状態が長く続くことで血管がダメージを受け、動脈硬化が進行。すると、多くの毛細血管が集まっている腎臓の糸球体でも血管が壊れ、老廃物を十分に濾過できなくなってしまうのです。こうして糖尿病性腎症が発症します。

血糖コントロールなどで腎臓機能を守らないと最終的には人工透析となってしまうため、糖尿病はもちろん腎症の進行を防ぐためにも糖質の制限は重要です。

糖質の摂取量をカットするためのコツ、考え方

糖尿病性腎症では、継続的に血糖値をコントロールする必要があります。とくに初期の頃は糖尿病食による食事療法がメインとなるため、糖質の多い食品を控えることが重要です。

まず気をつけたいのが炭水化物の摂取。主食である白米・パン・麺類といった食品はすべて炭水化物となり、非常に多くの糖質を含んでいます。量を減らすとともに、玄米・ブランパン・糖質ゼロ麺といった低糖質の食材を取り入れていくとよいでしょう。野菜の中でも、カボチャやサトイモといった食品は炭水化物が多いため、摂りすぎに注意。米・麦などを原料とした、日本酒やビールの摂取量にも気をつける必要があります。砂糖を大量に使ったお菓子・ケーキ類・清涼飲料水といった食品は言わずもがなです。

ただし、糖尿病性腎症が進行してたんぱく質の摂取が制限されると、不足しがちなエネルギーを糖質・脂質から補うことになります。これまで制限されていた糖質をある程度であれば摂取しても良くなるといった矛盾が出てきますが、医師や専門家の指導にもとづいて治療を進めていきましょう。

必要な成分はどうやって摂取する?

糖尿病や腎症になると、控えるべき成分が非常に多くなります。しかし、食物繊維や酵素といった、取り入れたい成分も数多くあります。とくに重要なのは、人体の生命活動を司る酵素です。なぜ酵素が必要なのかを当サイトでもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

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