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40代の体験談

ここでは、人工透析と仕事を両立している40代の方の体験談をご紹介しています。

つらい治療をゲーム感覚で乗り切りました/Aさん・会社員

起床したら突然体が動かなくなっており、急いで病院を受診。そこで急性腎不全という診断を受けました。すでに腎臓はほとんど動いていない状態で、そのまま入院。人工透析になるのもショックでしたが、仕事を辞めざるを得なかったのもショックでしたね。

しかし、同居している母を残して死ぬわけにはいきません。「健康になるためのゲームをしている」と思い込むことで、この難局を乗り切ることにしました。体にいいことをしたらポイントアップ、悪いことをしたらゲームオーバーといった具合です。人工透析の導入当時はあまりにもつらくて絶望しかけましたが、この考え方で何とか乗り越えることができました。

食事療法では塩分制限が厳しかったですが、もともと濃い味付けは苦手だったので、あまりつらさはなかったです。入院中の検査でリンやカリウム値の変化を見てもらいましたが、大きく食生活を変えることはないと聞いてひと安心。しかし、体調維持のために退院後も水分や食事の量には気を配っています。

おかげで現在では再就職も決まり、事務系の仕事をしながら生活ができています。通院のための早退や、体調が悪いときの欠勤などにも理解のある会社なので、とても助かっています。

■参考元:~笑顔でいきいき~透析新ライフ
https://www.kissei.co.jp/dialysis/interview/05.html

おしごとうせき編集部より

つらい治療をゲーム感覚で前向きに乗り切ったAさん。もともと薄味の料理が好きだったこともあり、透析開始後の食生活にも大きな変化はなかったようですが、やはり体調維持のための食事管理はとても重要であることが分かりますね。

困ったときは周りに頼ることが大事/Nさん・会社員

3歳で慢性腎炎となり、18歳で人工透析を導入しました。人工透析を受けながら大学を出て電気メーカーに就職しましたが、夜間透析のために週2回ほど17時に退社する必要があったんです。その当時は「人工透析を受けているから業績があがらない」と思われたくなくて、休日出勤などで穴埋めをしていました。

しかし、ムリをすると体調が崩れて翌日の仕事に響くことが多く、これは本末転倒であると思うようになりました。病気に甘えることはよくないですが、ムリをするのもやはりよくありません。大切なのはバランスです。頼るべきときは頼る、そういった体制づくりが大切だと考えました。

職場の仲間もそれぞれいろんな事情があるので、いざというときはお互いサポートし合えるよう、コミュニケーションを密にとるよう心がけましたね。幸い、理解の深いチームメイトに恵まれたため、仕事も透析も両立できて本当によかったと思っています。

■参考元:~笑顔でいきいき~透析新ライフ
https://www.kissei.co.jp/dialysis/interview/03.html

おしごとうせき編集部より

人工透析のための通院にはある程度の時間が必要なので、場合によっては早退や欠勤するケースも出てきます。そのためには職場の理解が不可欠。普段からしっかりとコミュニケーションをとり、透析について知ってもらうことが大切ですね。

中学で社会科を教える40代の方の人工透析の体験談

30歳になった時には、腎臓が悪いことが検診で判明しており、いずれは透析になることを覚悟していました。その後血液透析をスタートさせます。週に3回で4時間の透析を行っています。社会科を教えているのですが、福祉に関する授業の際には、自身の例を取り上げて、周りからは見えにくい障害者もいることを身をもって教えています。

なぜ税金が必要になるのかということも、保険のおかげで治療を受けられるということを話しすることができています。ストイックに食べ物も制限していたり、飲み会の前には食事をとらなかったりということもあります。しかし透析には、在宅透析という方法もあるので、その方法を利用できるのか情報を知りたいです。

これまでは、身体に出てくる不具合よりも、食を断ち切る方が良いと思っていました。在宅透析であれば、食のバリエーションも増えるので利用できないか考慮してみたいと思います。遺伝で腎不全が受け継がれていると思っているので、自分の代で終わりにできるように努力していきたいと思っています。

■参考元:腎臓病なんでもサイト
https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_90/

おしごとうせき編集部より

いつかは透析をスタートさせないといけないことを覚悟していたようです。学校で社会を教えているとのことで、自身の例から税金の大切さを教えられているようです。生徒たちにとっても、非常に大切なことであるが分かる授業になるでしょうね。落ち込んでいるのでなく、授業の一環として取り入れられている姿が印象的です。

ゴルフと両立させている40代の方の人工透析の体験談

プロゴルファーとして活動している時に、腎臓が悪いことに気が付かずに、緊急で透析導入となりました。糸球体腎炎が悪化したことによって、透析生活がスタートします。透析は週に3回で、4時間でした。ゴルフをすることが仕事でしたので、昼間に仕事をして夜間透析をしていました。試合になると大変で、午前中に透析をして、そのまま飛行機で移動するということも多かったです。

透析中には、教えるのみの仕事も選択できたのですが、プロとして試合にも出ていました。スケジュールがハードになっていたこともあり、妻が腎臓を提供する旨を打診してくれたのです。手術をするのか悩みましたが、妻が腎臓を提供してくれたので、移植手術をすることになりました。

いただいた腎臓が長持ちできるように、仕事とのバランスを取りながら生活していきたいと思っています。体調も戻ってきているので、シニアの大会にも出場してみたいです。ポジティブに生きることで、腎臓をあげてよかったと思わせる人生にしていきます。

■参考元:腎臓病なんでもサイト
https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_65/

おしごとうせき編集部より

ゴルフプレーヤーとして試合で活躍されていたようです。闘病中は非常にハードなスケジュールだったようで、透析生活も大変だった様子が伺えます。現在は移植によって仕事と体調のバランスを取りながら生活できているようですね。腎臓が悪いことに気付かないケースもあるので、定期的な健康診断は欠かせませんね。

肥満や高血圧から透析が必要になった40代の方の人工透析の体験談

脳出血で倒れたのちに、心臓や腎臓が悪いことが判明しました。心臓と肝臓は薬でよくなったのですが、腎不全で透析導入が必要となりました。病気の原因となったのは、肥満と高血圧です。

ここまで深刻なことと考えていなかったので、重症になるまで事の重大性に気付いていなかったのが問題です。しかし透析がスタートしてからも、落ち込むことはほとんどありません。できることを考えて、ポジティブに生活できればと思っています。ラスベガスなどの外国旅行が楽しみで、1人旅を計画しています。

透析は腹膜透析を採用しているため、夜寝る前にセットをすれば朝には終わっており、時間の調整がしやすいことが魅力です。腹膜透析にして身体の調子もよくなりました。以前働いていた会社に社会復帰することもできたので、仕事をこなしながら楽しみな旅行を計画しています。充実した1人暮らしを満喫しています。

■参考元:腎臓病なんでもサイト
https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_87//

おしごとうせき編集部より

生活習慣の影響から、透析生活がスタートしてしまったようです。しかしふさぎ込むのではなく、仕事や旅行に精力的に活動されていることが伝わってきます。透析によって体調がよくなったとも感じておられるようです。透析を続けていても、海外旅行を目標にしておられる姿が印象的です。

特集

人工透析と共に
酵素を取り入れる

腎臓への負担をできるだけ軽くするためには、体内の老廃物を減らすことが重要。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄といった生命活動に必要不可欠なもの。体内の酵素を増やすことが腎臓を助けることにつながると考えられるのです。