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人工透析と共に続ける運動療法

人工透析を始める前は、腎臓や心臓への負担などを軽減するため安静が必要です。しかし、人工透析を始めたあとは医師からの特別な指示がない限り、安静にする必要はなくなります。つまり運動をしてもよくなるということですが、「運動をしてもしなくてもいい」ではなく、「運動をしなければならない」のが特徴です。

人工透析を受けている方の多くは、運動不足の傾向にあります。その原因としては、通院や透析で運動をする時間が限られることや、透析後の疲労で体を動かす気になれない…といった理由が挙げられます。しかし、運動不足になると筋力が低下して骨折しやすくなったり、血流が悪くなることで下肢の閉塞性動脈硬化症といった症状を引き起こすこともあるのです。人工透析を始めたら一般の人よりも筋力低下に留意し、適度なトレーニングで体が弱るのを防ぐ必要があります。

人工透析の方はどんな運動療法がよいのか?

運動の基本となるのは、手軽にできるウォーキング。ウォーキングは足だけでなく上半身の筋肉も使う全身運動であるため、非常に効率よく体力アップが望めます。ウォーキングは人と会話しながら歩けるくらいの速度で、 1日あたり10分程度からスタート。体が慣れてきたら、徐々に距離を伸ばしていくとよいでしょう。最初から張りきりすぎると筋肉や関節を痛めることがあるので、ムリは禁物。また、状態がよければスクワットなどの筋トレをプラスするとさらに効果的です。

ただし、人工透析を受けている方は体液量や血圧などが変わりやすいため、体調に合わせた運動を取り入れる必要があります。とくに関節や神経などに合併症が出ている方は、体の動かし方に工夫をすることが大切です。 運動をする際は必ず主治医に相談し、どれくらいの強度で行ったらよいのかを確認しておくようにしましょう。

運動だけでなく食事にも気をつけよう

体力が落ちやすい人工透析の方は、運動だけでなく食事にも気を配るべき。透析は1回あたりハーフマラソンと同等のエネルギーを消費すると言われているため、しっかりと適切な食事をとり、体力の維持に努めましょう。

特集

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酵素を取り入れる

腎臓への負担をできるだけ軽くするためには、体内の老廃物を減らすことが重要。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄といった生命活動に必要不可欠なもの。体内の酵素を増やすことが腎臓を助けることにつながると考えられるのです。